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函大ニュース
入学者選抜の点数計算について 一般選抜編
今回は志願者の皆様に耳寄りな情報をお届けします。その第二弾として今回は「一般選抜の点数計算」について解説いたします。そしてその中で、総合得点がアップする資格についても解説いたします。
一般選抜の配点割合は、
学科試験:80%
書類審査:10%
面接:10%
となっております。書類審査・面接を10点満点で計算しますので、そのまま総合得点となります。
少しわかりづらいのが学科試験です。下記の図はオープンキャンパスで使用しているスライドから抜粋いたしました。こちらを見ながら解説いたします。

まず学科試験は3科目を100点満点で採点します。その後に平均点を60%に換算しますので、式は次のとおりです。
(国語85点 + 数学65点 + 英語30点)÷3=60点 ⇐平均点の計算
60点(平均点) × 0.8(80%)=48点 ⇐配点割合である80%にする
6点(書類審査点)+ 6点(面接点) + 48点(80%の点数) =60点(総合得点)
ということで、60点となりました。ここで下記の表をご覧ください。

総合得点が60点以上に該当しますので、特別奨学生3種に該当いたしました。
さて、もしこの方が下記の資格を所持していたら、獲得点数がアップします。
・日商簿記:3級・2級
・英検・漢検・数検:準2級・2級
まずは、日商簿記3級もしくは英検・漢検・数検のいずれか準2級を持っていた場合です。下記の図をご覧ください。

英語の数値が消えていますね。
この場合だと、一番点数の低い科目を除外して計算しますので、下記のとおり計算します。
(国語85点 + 数学65点)÷2=75点 ⇐平均点の計算
75点(平均点) × 0.8(80%)=60点 ⇐配点割合である80%にする
6点(書類審査点)+ 6点(面接点) + 60点(80%の点数) =72点(総合得点)
学科試験の平均点が上がったおかげで、獲得点数は同じですが総合得点が72点にアップしました。
70点をオーバーしていますので、特別奨学生2種に該当しました。
それでは、先ほどよりもランクの高い資格である、日商簿記2級もしくは英検・漢検・数検のいずれか2級を持っていた場合を解説いたします。
下記の図をご覧ください。

今度は点数の低い2科目が消えましたね。
つまりは、一番点数の高い科目のみで総合得点を計算いたします。
(国語85点)=85点 ⇐平均点の計算
85点(平均点) × 0.8(80%)=68点 ⇐配点割合である80%にする
6点(書類審査点)+ 6点(面接点) + 68点(80%の点数) =80点(総合得点)
80点以上に該当しますので、特別奨学生1種に該当いたしました。

このように、函館大学の一般選抜では、日商簿記・英検・漢検・数検のいずれかを所持していると、総合得点の計算をアシストするように実施しています。
資格試験への挑戦は、活動報告書にも書くことが出来ます。

また、活動報告書は【受験ガイド】の14ページ『評価の観点』という表を基に採点されます。評価される基準や内容は全て明記されておりますので、効率的な得点アップを望めます。是非ご参考くださいませ。

取得した資格によって入学後の授業の単位免除にも活用できますので、受験生のみなさまはチャレンジしてみてください。
函館大学は一般選抜の合格者でも、一般選抜B日程にも出願することが可能です。資格を持っていたが惜しくも特別奨学生を逃してしまった方・一般選抜に資格取得が間に合わなかった方は、是非ダブル受験もチャレンジしてみてください。







