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函大ニュース

学生の活躍
2021年11月22日

「日銀グランプリ~キャンパスからの提言~」にエントリーしました

商学実習Ⅱ田中クラス 飯田健心 伊藤大生 川村豪 田畑瞭 奈良陽織

「日銀グランプリ」は、「わが国の金融・経済・社会を取り巻く環境の変化、情報通信技術の発展等を踏まえた様々な観点から、わが国の金融・経済に関する提言」(日本銀行HPより)を大学生から募るもので、年1回開催され、今年で17回目を迎えます。
今年は、全国の大学から122編の応募がありました。
本学からは田中先生の専門ゼミから1チーム(上記の5名)が、世界文化遺産の保全費用を生み出すビジネスモデル「I・S・Eキーパー(いせキーパー)」という提案で、応募しました。
今回は残念ながら決勝大会に進むことはできませんでしたが、チームの皆さんに応募の動機等の質問に答えていただきました。

1.まず初めに「I・S・Eキーパー」について簡単にご紹介ください。
 「I・S・Eキーパー」とは、Investment Sustainability Economy Keeperの略で、限りある資源を活用して、持続可能性のある経済をキープしていくという意味と遺跡をキープするという意味をかけた言葉です。具体的には、従来の指定管理者の業務に、文化財保全の資金調達部門を加えた形のビジネスモデルの提案です。世界遺産にちなんだ寄附金付き商品を企画したり、ふるさと納税を募る渉外担当を設けるなど、文化財保全のための資金調達部門を本格的に展開しようとするものです。

2.「I・S・Eキーパー」のプランを考えたきっかけや取り組もうと思った理由を教えてください。
 元々、先輩方が商学実習Ⅱで北海道・北東北の縄文遺跡群が世界文化遺産に登録されることについての研究を行っていて、今年の7月に登録されることになり、その後も私たちが継続的に行っているという感じです。先輩方の研究で、文化財の保全費用という課題が見つかったので、その課題を解決するビジネスモデルを考えようということになり開始しました。

3.日銀グランプリに応募した動機や経緯を教えてください。
 ビジネスモデルを考えることになり、田中先生から「日銀グランプリ」に出るかと聞かれ、よくわからずに出ることを決めました。他の商学実習のクラスや歴代の先輩方もエントリーしているものだと思っていたので、特に深くは考えていませんでした。研究を進めていく中で、田中先生や高橋コーディネーターから、「今回、日銀グランプリにエントリーすると、函館大学はじまって以来2チーム目だし、もし入賞したら、全国の大学生の中から日銀に選ばれたんだから、すごい栄誉になるんだぞ」と言われて、平静を装っていましたが、心の中では「マジか、、、」と思っていました。しかし、慣れてくるにつれて、普段の授業の方が楽になったような気がするので良かったと思っています。

4.「I・S・Eキーパー」を作り上げていく中で、夏休み中にも大学へ来て定期的に勉強会を行っていたり、遅い時間まで提出書類を作成していたりなど拝見しましたが、特に大変だったところや難しかったところを教えてください。
 特に大変だったことは、一度勉強会を休んでしまうだけでついていけなくなってしまうところです。各々が考えてきたり調べたりしてきたことを、1日かけて発表しあい、一つのものを作っていたので、一度でも休むと地獄でした。田畑と飯田がリーダー格となり、各人が調べてきたことをまとめ、提出する論文を作り上げてゆきました。日銀グランプリの決勝に進めず、とても残念でした。

5.今回、日銀グランプリへ提案したことで何か変化はありましたら教えてください。
 日銀グランプリに提案するということで、会社や指定管理者制度の仕組み、クラウドファンディングやふるさと納税のようなお金の集め方などを調べました。それによって、提案するビジネスモデルを考えることとは別に、商学部の私たちにとってはとても良い知識を得ることができました。また、文化財の保全について考えてきたので、文化財を維持することの重要性やその事を後世に受け継いでいくことがとても重要なことだと感じました。他のクラスの学生とは、一味違う経験をしたので、確実に力が身についたのではないか、と思っています。後輩にもぜひ取り組んでもらいたいと思います。

日銀グランプリについてはこちらから
https://www.boj.or.jp/announcements/nichigin_gp/index.htm/#p01