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函大ニュース

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2025年10月30日

奥尻島にてフィールドワークを実施しました。 2025年10月25日~27日

函館大学では、令和6年度、「持続可能な未来を支える地方GX推進人材の育成を通じた経営改善」事業が、文部科学省の「少子化時代を支える新たな私立大学等の経営改革支援」に選定されました。このことから、産業界の協力のもとサステナブル関連科目を新設するとともに、「脱炭素とともに進める地域づくり」をテーマとして、幅広い課題に取り組み、地方のGX推進にむけた人材育成を目的として、取り組みを進めています。

この一環として、去る、10月25日~27日に、海洋ゴミプロジェクトの7名(リーダー:奥寺 凰史さん、小林 なつさん、佐藤 武勇さん、釣谷 橙知さん、平田 武大さん、全て2年生)が、奥尻町へフィールドワークを実施しました。

彼らは2024年から、函館の海岸に漂着する海洋ゴミを、“別のものに作り直し、付加価値をつける”=「アップサイクル」活動を行っており、今回は、奥尻町の海洋ゴミについての現状把握と、地域での取り組みについて調査を実施しました。

現地では、島内のあらゆる地域(海岸)で、漂着物の種類や量などを調査しただけでなく、

奥尻島内にてアップサイクル活動を行っている奥尻ゲストハウスimacocoの外崎雄斗代表、奥尻町役場様から環境やエネルギーに関連したヒアリングを実施しました。

リーダーの奥寺鳳史さん(20)は、「想定していた以上の海洋ゴミが海岸に打ちあがっていたことや、函館で漂着するゴミとの共通点など、収穫がたくさんありました。今後、どのように活動を進めていくか考えていきたい」としています。

今回の報告は、11月9日(日)に函館市青年センターで開催される、【HAKODATEアカデミックリンク2025】にて発表を予定しています。是非、お越しくださいます様、お願い致します。 HAKODATEアカデミックリンク2025 HP https://www.cc-hakodate.jp/cch_info/7996