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函大ニュース

商学実習
2018年08月24日

マップ制作 ≪にぎわい創出についての考察≫

開催期間:2017.04-2018.03

にぎわい創出の手段として手掛けるマップ作り

魅力的な場があれば、ヒトが集まり、コトが起こる。地域活性化は私たちの課題です。しかし地域活性化といっても新1年生の学生にとってはなかなかピンとこないのも事実。そこで学生にとって身近な大学や大学図書館を地域と捉え、インタラクティブな「にぎわい」ある場を育てていくためにはどうしたらよいかを考えました。

にぎわい創出の手段として手掛けたのはマップ作り。ターゲットを「高校生」にしぼり、「函館大学のことをもっとよく知ってもらいたい!」を目的に、大学のハード面だけではなく、内なる様子がわかる今までにないマップを作ることにしました。総称を「裏マップ」と名づけて...

「でも・・・やっぱりよくわからない。」「どうしたらいいんだろう?」そこでオープンキャンパススタッフに声をかけ意見を求めました。すると快く2年生の先輩たちが、自分の授業のない空き時間を利用し、何度も何度もこの授業に参加してくれました。学年の枠を超え、1・2年生が一緒に考え、意見交換を繰り返しました。クラスに自然と一体感が生まれていきました。『これがまさしくPBLの姿だ!』と教える先生も感動です!!

マップ上の図面以外に、教授紹介や学生しか知らない内容を盛り込み、イメージ画像もプラスして、魅力を可視化していきました。色の持つ力、文字の大きさなど、細部に渡り検討を重ね、魅力を伝える努力を続けます。

完成した裏マップを実際にオープンキャンパスで活用

このプロセスから「魅力」を目に見えるかたちにしたり、言語化することで地域の活性化につながることを学びました。地域ブランドの発信やマスメディアに注目される機会づくりなど、学生の思う「価値」や「魅力」が発信されるとき、地域にとってひとつの「成果」をもたらす可能性となるでしょう。